劇場情報
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シチリアーノ 裏切りの美学 メインビジュアル
シチリアーノ 裏切りの美学
真のプライド。そのために男は命を賭けた
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8月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町・新宿武蔵野館・Bunkamuraル・シネマほか順次公開
8月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町・新宿武蔵野館・Bunkamuraル・シネマほか順次公開
犯罪組織に忠誠を誓った男は、なぜ”血の掟”を破り政府に寝返ったのか?国家を揺るがせた伊マフィア史上最大のミステリーを完全映画化
犯罪組織に忠誠を誓った男は、なぜ”血の掟”を破り政府に寝返ったのか?国家を揺るがせた伊マフィア史上最大のミステリーを完全映画化
伊の巨匠マルコ・ベロッキオ81歳の最高傑作
伊の巨匠マルコ・ベロッキオ81歳の最高傑作

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Introduction
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Introduction

1980年代のマフィア戦争から歴史的な大裁判へ 犯罪組織(ルビ:コーザ・ノストラ)に忠誠を誓った男は、なぜ”血の掟”を破り政府に寝返ったのか

1980年代のマフィア戦争から歴史的な大裁判へ 犯罪組織(ルビ:コーザ・ノストラ)に忠誠を誓った男は、なぜ”血の掟”を破り政府に寝返ったのか

1980年代初頭、シチリアではマフィアの全面戦争が激化していた。パレルモ派の大物トンマーゾ・ブシェッタは抗争の仲裁に失敗しブラジルに逃れるが、残された家族や仲間達はコルレオーネ派の報復によって次々と抹殺されていった。ブラジルで逮捕されイタリアに引き渡されたブシェッタは、マフィア撲滅に執念を燃やすファルコーネ判事から捜査への協力を求められる。麻薬と殺人に明け暮れ堕落したコーザ・ノストラに失望していたブシェッタは、固い信頼関係で結ばれたファルコーネに組織の情報を提供することを決意するが、それはコーザ・ノストラの ”血の掟” に背く行為だった……

カンヌ国際映画祭コンペ部門選出、伊アカデミー賞最多6部門受賞ほか数々の賞に輝いたイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ 81歳の最高傑作!

カンヌ国際映画祭コンペ部門選出、伊アカデミー賞最多6部門受賞ほか数々の賞に輝いたイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ 81歳の最高傑作!

監督はイタリア最後の巨匠とも呼ばれる81歳のマルコ・ベロッキオ。本作では2019年カンヌ国際映画祭コンペティション部門や米アカデミー賞国際長編映画賞のイタリア代表に選出、イタリアのアカデミー賞たるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最多6部門を受賞ほか数々の賞に輝いている。主人公ブシェッタを入念な役作りで演じきったのは『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。『輝ける青春』『夜よ、こんにちは』のルイジ・ロ・カーショらの実力派キャストが脇を固め、重厚にして緊張感みなぎるアンサンブルを披露する。そして『ライフ・イズ・ビューティフル』でアカデミー賞を受賞したニコラ・ビオヴァーにが音楽を手がけるなど、ベロッキオを支えるスタッフの確かな仕事ぶりも見逃せない。

コーザ・ノストラ組織図

相関図
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Interview

マルコ・ベロッキオ監督
マルコ・ベロッキオ監督
Q:マフィアのキーパーソンが多く存在する中で、トンマーゾ・ブシェッタという人物を選んだのはな ぜですか。
A:まずブシェッタはマフィアの歴史においてはかなり知られた人物だということ。だが、過去に映画の主人公として扱われず、常に二次的な登場人物として描かれてきた。だからだよ。ブシェッタはマフィアの歴史の中で、とても重要な人物なのでね。初めて悔悛したのが彼だったと言われているからね。でも実際は二人目だったんだ。まずヴィターレという悔悛者がいたが、精神科的な問題があって彼の証言は採用されなかったんだ。ブシェッタは明晰で知的な男だった。それに勇敢でもあった。捜査当局に協力すると決めたからには、マフィアの組織図までをも提供したんだ。つまり、マフィア構成員のピラミッドをだよ。そして、構成員たちの実名も挙げた。それは、コーザ・ノストラと呼ばれるマフィアの全体構造が遂に解明されるのだから、ファルコーネ判事にとっては、とてつもなく重要なことだ。ファルコーネはブシェッタを正す。ジャーナリストたちはマフィアについて伝える。マフィアたちの実名は彼らの私的なことだ。だから、ある者たちから見れば彼は英雄ではないだろう。だが他方で、彼は卑劣でもないし厄介者でもない。そこで、私は彼が辿った道を追おうと考えたんだ。
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(トンマーゾ・ブシェッタ役)
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
(トンマーゾ・ブシェッタ役)
Q:トンマーゾ・ブシェッタを演じるに当たり、ポルトガル語や武器の練習など準備は大変でしたか?
A:奥深くて本当にもの凄く細かい仕事だったよ。シチリア弁を覚えなければならなかったし、ブシェッタのシチリア弁の話し方や身のこなし、さらには、この男がどんな人物だったのか学ばなければならなかった。

彼自身、自分をより理解してもらえるような話をしてこなかったので、私は彼の生きた痕跡を探さなければいけなかった。我々が知っているブシェッタは、彼自身が皆に知ってもらいたかった姿だ。役者にとって、ある人物の秘密を知ろうとすればするほど、仕事は難しくなる。だから今回の仕事も、難解な方向へ向かった。他にも多くのことを学んだよ。マフィアの置かれた環境や実際に起きたこと、彼らの掟、仲間内で使われた用語など。それがあまりに魅力的だったので、映画を撮り終えたとき、この探求という作業を終えるのが残念で、もっと続けたいと思ったし、いつの日かそうすると思うよ。

Staff

マルコ・ベロッキオ(監督|共同脚本)
トランプ
マルコ・ベロッキオ
(監督|共同脚本)
1939年11月9日、エミリア=ロマーニャ州ピチェンツァ生まれ。ミラノのカトリック大学で哲学を学んでいたが中断し、59年にローマ国立映実験センターで映画を学ぶ。ロンドンのスレイド美術学校で学び短編をいくつか制作、65年に『ポケットの中の握り拳』で監督デビュー。67年『中国は近い』でヴェネチア国際映画祭の審査員特別賞、国際映画批評家連盟賞を受賞。70年代まで政治的な作品を発表するが、80年以降は個人的あるいは精神分析的なものに作風が変化、『肉体の悪魔』(86)、『蝶の夢』(94)などの作品を制作。その後、『夜よ、こんにちは』(03)でヴェネチア国際映画祭の個人貢献賞を受賞、『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』(09)がカンヌ国際映画祭コンペ部門に選出、さらに2011年にはヴェネチア国際映画祭で名誉金獅子賞を受賞。その後、トニ・セルヴィッロとイザベル・ユペールを主演に迎えた『眠れる美女』(12)、ベレニス・ベジョを起用した『甘き人生』(16)などがある。
ニコラ・ピオヴァーニ
(音楽)
1946年5月26日、ローマ生まれ。高校卒業後、ミラノのヴェルディ音楽院でピアノの学位を取得。イタリアを代表する音楽家で演劇・映画のコンポーザー。ロベルト・ベニーニ監督・主演『ライフ・イズ・ビューティフル』(98)でアカデミー賞音楽賞を受賞。タヴィアーニ兄弟、フェデリコ・フェリーニ、ナンニ・モレッティ、ジュゼッペ・トルナトーレなどの監督作品に音楽を提供。最近の作品にはセザール賞音楽賞ノミネート作品『君を想って海をゆく』(09)、『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』(12)、『修道士は沈黙する』(16)、『家族にサルーテ!』(18)など。

Cast

バラ
バラ
バラ
バラ
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(トンマーゾ・ブシェッタ)
トランプ
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
(トンマーゾ・ブシェッタ)
1969年8月24日、ローマ生まれ。国立演劇芸術アカデミーを卒業後、イタリアの映画・テレビ界へ。ジャンニ・アメリオ監督『家の鍵』(04)、ジュゼッペ・トルナトーレ監督『題名のない子守唄』(06)などの他、スパイク・リー監督『セントアンナの奇跡』(08)、ロン・ハワード監督『天使と悪魔』(08)、『ラッシュ/プライドと友情』(13)などハリウッドへも進出。カブリエーレ・ムッチーノ監督作品には『最後のキス』(01/未)、『もう一度キスを』(10/未)、『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』(18)と3作品に出演。最近の作品には『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』(12)、『修道士は沈黙する』(16)などがある。本作『シチリアーノ 裏切りの美学』含め3度ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞に輝く名実共にイタリアを代表する名優。
ルイジ・ロ・カーショ<br />(サルヴァトーレ・コントルノ)
トランプ
ルイジ・ロ・カーショ
(サルヴァトーレ・コントルノ)
1967年10月20日、シチリア島パレルモ生まれ。家業を継ぐため医学の道に進むが、地元でストリートパフォーマンスを開始、俳優を志し医学部を退学し、ローマのシルヴィオ・ダミーコ演劇芸術アカデミーに進む。2000年、マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督作『ペッピーノの百歩』で映画初主演にしてダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞を獲得。続く『ぼくの瞳の光』(01)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞。2003年にはマルコ・ベロッキオ監督作『夜よ、こんにちは』、マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督作『輝ける青春』に出演する。近年は映画監督や小説家としても活躍中。

Cast

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